結論:マカオのシャトルバスは、乗り継ぎを前提に走っています。ホテルの系列さえ押さえておけば、島から島へ0円で動けます。
この記事でわかること
- バスはホテルごとに走っているので、他社の施設へ行くには、たいてい乗りかえが要る
- 公式の時刻表を12軒ぶん調べると、入口6か所すべてに直接行けたのはMGMコタイとギャラクシー・マカオの2軒
- 半島とコタイをまたぐ主な通り道は、グランド・リスボア・MGM・ウィン・サンズ・ギャラクシー⇔スターワールドの5組
- 行き先べつのルートは5本。乗りかえは多くても1回で足りる
- 大人4人が3日間で6回動くと、現金の路線バスより約2,808円ぶん安くなる
★ この記事だけの情報
- 公式の時刻表を12軒ぶん数えました。入口6か所すべてに乗りかえなしで行けたのは2軒です(MGMコタイとギャラクシー・マカオ)
- 行き先べつに、どのバスをどの順で乗るかを5ルートぶん用意しました(2026年10月2日に各社の公式で確認し直し)
- いま動いている乗り場をまとめました。外港では12月15日までの一時移設が続いています(關閘は5月11日、外港は12月15日まで。ほかは日付の記載なし)
この記事に出てくる言葉
- IR
- カジノ・ホテル・食事・買い物が1つの建物にまとまった施設です。日本語では統合型リゾートといいます。
会社が投資家に業績を伝えるときの「IR」とは別の意味です。 - シャトルバス
- 決まった場所のあいだを行ったり来たりする送迎バスです。
- マカオ半島
- いちばん北のエリアです。世界遺産の古い街並みはここにあります。
- タイパ
- 半島の南にある島です。空港と、食べ歩きの通り「官也街」があります。
- コタイ
- 海を埋め立ててつくった土地です。大きなホテルはここに集まっています。
- コロアン
- いちばん南にある、自然と古い村が残るエリアです。
- 關閘
- 中国本土のジュハイ市とつながる出入国のゲートです。
「関閘」と書かれることもあります。 - 橫琴口岸
- 中国側の横琴島とつながる新しい出入国のゲートです。
- 港珠澳大橋
- 香港・ジュハイ・マカオを結ぶ、海の上の長い橋です。
- 外港フェリーターミナル
- マカオ半島の船の港です。香港からの船はここに着きます。
タイパにもう1つ港があるので取りちがえに気をつけてください。 - パタカ
- マカオのお金です。1パタカは約19.5円(2026年10月1日時点)で、料金の円換算もこのレートで計算しています。
- 澳門通
- マカオの交通カードです。かざすだけで払えます。
そもそも、なぜ1本のバスでは目的地に着かないの?
マカオの無料バスを走らせているのは、交通の会社ではありません。実は、それぞれのホテルが走らせています。
だから、多くのバスは自分の施設とマカオの入口を往復しています。よその会社のホテルへ直接行く便は、ほとんどありません。
バスは、自分の施設へ客を運ぶためのもの
マカオには、IR(アイアール)とよばれる大きな施設がいくつもあります。カジノ・ホテル・食事・買い物が、1つの建物に入った場所です。
IRにとってバスは、客を入口から自分の建物まで運ぶための手段と考えられます。
乗る人は1円も払いません。
そのため、よその会社の施設へ行くには、たいてい乗りかえが要ります。ここが乗りかえの話の出発点です。
カジノの入った施設がどの地区に集まっているかは、マカオのカジノの一覧と地区ごとの分かれ方で確かめられます。
公式サイトも「乗りかえてください」と書いている
これは想像ではありません。実際、ウィン・マカオの公式サイトにはっきり書いてあります。
空港・タイパのフェリーターミナル・橫琴口岸(おうきんこうがん)へ向かう場合です。まず、ウィン・パレスで乗りかえてくださいと案内されています。
港珠澳大橋(こうしゅおうおおはし)へ行く場合も同じです。ただし、こちらの乗りかえ場所は外港フェリーターミナルになります。
例外は国慶節の10月7日までで、この期間は臨時に橋への直行便が走ります。
乗りかえは、すなわち裏技ではありません。むしろ、走らせている側が想定しているふつうの使い方です。
バス1本ずつの乗り方は、マカオの無料シャトルバスの乗り方と全ホテルの発着一覧にまとめてあります。
「泊まっていないと乗れない」とは書かれていない
気になるのは、泊まっていない自分が乗っていいのかという点です。IRのバスなら、乗れると考えられます。
2026年10月2日に各社の公式サイトを見直しても、宿泊が条件だとは書かれていませんでした。年齢や身分証の決まりも見当たりません。
一方で、IRではないホテルは別です。ホテル・リスボアのシャトルは、公式に宿泊者専用で予約が要ると書かれています。
乗りかえる場所は、どこを選べばいい?
選ぶ物差しは1つです。マカオの入口6か所のうち、いくつに直接行けるかで決めます。
直接行ける数が多いホテルほど、乗りかえの回数は減ります。逆に少ないホテルへ泊まると、毎日2本ずつ乗ることになります。

無料シャトルが発着する入口は、6か所
まず、無料シャトルが発着するマカオの入口は6か所です。空を使うなら、マカオ国際空港が入口になります。
海を使うなら港が2つあります。すなわち、マカオ半島の外港フェリーターミナルと、タイパのフェリーターミナルです。
陸のゲートは、このうち3か所です。中国本土とつながる關閘(かんこう)と橫琴口岸、それに香港とつながる港珠澳大橋があります。
無料バスは、この6か所を起点に走っています。乗りかえの話も、つまりここから始まります。
6か所すべてに行けるのは、12軒のうち2軒
2026年10月2日に、公式の時刻表を12軒ぶん確かめ直しました。6か所すべてに直接行けたのは、そのうち2軒です。
一つめはMGMコタイです。5本ある路線のうち1本が、4か所をまとめて回ります。
具体的には、タイパのフェリーターミナル・空港・外港フェリーターミナル・MGMマカオの順です。9:00から21:45まで、約15分おきに走ります。
二つめはギャラクシー・マカオです。關閘・空港・橫琴口岸へ行く便に加えて、港珠澳大橋とタイパのフェリーターミナルにも直行便があります。
とりわけ差が出るのが外港フェリーターミナルです。12軒を数えたところ、直行できるのは6軒、コタイに限れば7軒のうち2軒でした。
12軒を数えると、こうなる
数えた結果を、多い順に並べました。下の表が、そのまま乗りかえの少なさの順番になります。
マカオの入口6か所のうち、それぞれのホテルがいくつに直接行けるかを数えたものです。言い換えると、数が多いほど乗りかえは減ります。
| ホテル | エリア | 直接行ける入口 | 行けない入口 |
|---|---|---|---|
| MGMコタイ | コタイ | 6か所 | なし |
| ギャラクシー・マカオ | コタイ | 6か所 | なし(外港はスターワールド経由) |
| ウィン・パレス | コタイ | 5か所 | 外港フェリーターミナル |
| ヴェネチアン・マカオ | コタイ | 5か所 | 外港フェリーターミナル |
| パリジャン・マカオ | コタイ | 5か所 | 外港フェリーターミナル |
| シティ・オブ・ドリームズ | コタイ | 5か所 | 外港フェリーターミナル |
| スタジオ・シティ | コタイ | 5か所 | 外港フェリーターミナル |
| MGMマカオ | マカオ半島 | 4か所 | 橫琴口岸・港珠澳大橋 |
| サンズ・マカオ | マカオ半島 | 4か所 | 空港・橫琴口岸 |
| グランド・リスボア | マカオ半島 | 2か所 | 空港・タイパ港・橫琴・港珠澳(港珠澳線は国慶節の10月1〜7日だけ) |
| ウィン・マカオ | マカオ半島 | 2か所 | 空港・タイパ港・橫琴・港珠澳(港珠澳は外港で乗りかえ) |
| アルティラ・マカオ | タイパ | 1か所 | 關閘以外のすべて |
各IRの公式サイトと、画像で公開されている公式時刻表を開いて確認(2026年10月2日)。サンズ・マカオの港珠澳大橋線は10月1日発効の時刻表で加わりました。入口の数はこの記事が12軒を数えた集計で、公式が公表している数字ではありません
★ 独自の比較・試算|入口6か所のうち、いくつに直接行けるか
12軒ぶんの公式時刻表を開いて、直接行ける入口の数を数えました。まず、MGMコタイとギャラクシー・マカオが6か所で並びます。
次がウィン・パレス・ヴェネチアン・パリジャン・シティ・オブ・ドリームズ・スタジオ・シティの5か所です。ただし、いずれも外港フェリーターミナルへは行きません。
最後がアルティラ・マカオで、關閘の1か所だけです。よって、ここに泊まる場合は乗りかえが前提になります。
12軒ぶんの公式サイトと公式時刻表(2026年10月2日確認)を1軒ずつ数えたもの。数の集計はこの記事によるもので、公式が公表している数字ではありません
ギャラクシーは、乗り場のロビーが2つある
ギャラクシー・マカオで気をつけたいのが、乗り場です。行き先によって、建物の入口が変わります。
ダイヤモンド・ロビーから出るのは2本です。すなわち關閘行きと、港珠澳大橋への直行便になります。
残りはクリスタル・ロビーです。空港・橫琴口岸・タイパのフェリーターミナル、それに外港フェリーターミナル行きが、こちらから出ます。
外港フェリーターミナル行きは、途中でスターワールドに停まります。9:30から22:00まで走り、かかる時間はおよそ35分です。
港珠澳大橋の直行便は、両方向とも10:00から23:00まで、平均10〜25分おきです。
少ない側に泊まると、どうなるか
反対に、直接行ける入口が少ないホテルもあります。例えばアルティラ・マカオは、關閘の1か所だけです。その關閘行きも、12:05から23:00までです。
空港からアルティラへ向かう場合、まずシティ・オブ・ドリームズ行きに乗ります。
この便はタイパのフェリーターミナルと空港の2か所を通る1本の路線です。施設へ向かう向きは9:30からで、最終は平日21:00、土日21:30です。
そこからアルティラ行きに乗りかえます。ただし、この便は30〜45分おきしかありません。走るのも11:45から22:50までです。
泊まる場所によって、このように乗りかえの回数も待ち時間も変わります。決める前に数えておくと、あとが楽になります。
半島とコタイをまたぐ、主な5組
マカオ半島とコタイは、海をはさんで離れています。ところが、同じ系列のホテルどうしを結ぶバスが橋を渡ります。
一つめがグランド・リスボアとグランド・リスボア・パレスです。コタイ行きは10:00から23:15まで走り、22:45からあとは30分おきになります。
二つめはMGMマカオとMGMコタイです。しかも、この路線はマカオタワーにも停まります。
三つめがウィン・マカオとウィン・パレス、四つめがサンズ・マカオとコタイの3施設です。
五つめは、ギャラクシー・マカオと半島のスターワールドです。9:30から22:00まで走ります。
いずれにせよ、この5組が半島とコタイを行き来するときの主な通り道になります。泊まるホテルを決める前に、ホテル別・行ける乗り場の一覧で系列を確かめておくと迷いません。
行き先べつの、乗りかえルートは?
よく使う行き先は5つです。それぞれ、通る道はほぼ決まっています。
まず全体像を表にしました。そのあとで、1本ずつ中身を書きます。
よく使う5つの行き先について、乗るバスの順番をまとめました。ただし時刻は、その路線が走っている時間帯です。
| 行きたい場所 | 乗るバスの順番 | 乗りかえ | バスが動く時間 |
|---|---|---|---|
| 空港からマカオ半島 | MGMの周回路線1本 | なし | 路線全体で9:00〜21:45 |
| 關閘からコタイ | ギャラクシー行き1本 | なし | 9:00〜23:30 |
| 港珠澳大橋からマカオ半島 | サンズ・マカオ行き1本 | なし | 10:00〜21:00 |
| 外港フェリーターミナルからコタイ | ギャラクシー行き1本(またはサンズ経由) | なし(サンズ経由なら1回) | 9:30〜22:00 |
| コタイからタイパの官也街 | パリジャンの官也街行き1本 | なし | 金土日の11:00〜19:00 |
各IRの公式サイトと公式時刻表で確認(2026年10月2日)。時刻は路線全体の運行時間帯で、その場所から乗れる時間とは限りません。ウィン・マカオへは外港で接駁線(10:20〜19:30)から乗りかえます。ウィン・パレス発の官也街行きは木〜日です
1. 空港から、マカオ半島へ
空港では、ターミナルの北出口へ向かいます。出た先の駐車場エリアが、無料シャトルの乗り場です。
ここでMGMのバスに乗ります。この路線はMGMコタイとMGMマカオを結んでいるので、どちらへ行くにも乗りかえは要りません。
ただし、空港公式の案内は11:00から21:00までです。一方、ギャラクシー行きは10:00から出ています。
空港からの行き方をもっと広く比べたい場合は、マカオ空港から街なかへ行く4つの方法が参考になります。
2. 關閘から、コタイのホテルへ
關閘は、中国本土から歩いて入るゲートです。ここは、そもそも乗りかえが要りません。
ギャラクシー行きが9:00から23:30まで、平均5〜15分おきに出ています。かかる時間は、およそ25分です。
同じく、MGMコタイ行きも9:00から23:30まで約15分おきに走ります。
ただし乗り場には気をつけてください。2026年5月11日から、關閘廣場の新しい乗降区へまとめて移りました。
3. 港珠澳大橋から、マカオ半島へ
香港から橋を渡ってきた場合、いちばん楽なのはサンズ・マカオ行きです。10月1日からの時刻表で、港珠澳大橋との直行便が加わりました。
サンズ・マカオ行きは10:00から21:00まで、15〜20分おきです。乗りかえは要りません。
一方、ウィン・マカオへ向かう場合は、公式の案内どおり外港フェリーターミナルで1回乗りかえます。
まず、港珠澳大橋と外港を結ぶウィンの接駁線に乗ります。
運行は10:20から19:30まで、10〜20分おきです。かかる時間は、およそ20分です。
次に、外港でウィン・マカオ行きに乗りかえます。
こちらは外港を9:15から21:00まで、15〜30分おきに出て、およそ10分で着きます。国慶節の10月7日までは接駁線を止め、橋からの直行便(10:00〜21:00)が走ります。
4. 外港フェリーターミナルから、コタイへ
香港から船で着いた場合、行き先しだいで乗りかえは要りません。
ただし外港では、ウィン・グランド・リスボア・MGMの乗り場が回力(ジャイアライ)のそばへ一時的に移っています。船を降りたら、まず案内板を見てください。
ギャラクシー・マカオ行きなら直行便があります。9:30から22:00まで走り、かかる時間はおよそ35分です。
MGMコタイ行きも直行で、9:00から21:45まで動きます。この2軒が、外港から乗りかえずに行けるコタイの施設です。
ヴェネチアンやロンドナーへ行くなら、サンズ・マカオで乗りかえます。港を出るのは10:00から20:00まで、18〜20分おきです。
サンズからコタイの3施設へは、11:00から21:30まで17〜20分おきに出ています。よって、港を20:00までに出れば間に合います。
5. コタイから、タイパの官也街へ
食べ歩きで知られる官也街(クンヤーガイ)へも、無料バスで行けます。
パリジャン・マカオが、官也街行きのバスを出しています。ふだんは金土日の11:00から19:00まで、およそ12〜15分おきに走ります。
公式ページの経路は、官也街を出てパリジャンに寄り、また官也街へ戻る形です。国慶節の10月7日までは臨時の時刻表で、ロンドナーにも寄る20分おきの便が走ります。
ウィン・パレスにも、官也街と葡京人(リスボエタ)を回る路線があります。こちらは木曜から日曜の12:00から21:00まで、30分おきです。
国慶節の連休は、10月7日まで(ウィン・パレスは6日まで)どちらも臨時に毎日走ります。
ところが月曜から水曜は、ふだんはどちらも走りません。予定を組むときは、曜日を先に確かめてください。
乗りかえの待ち時間は、どのくらい?
乗りかえで気になるのが、2本目を待つ時間です。目安は、路線の間隔から読めます。
間隔が短いのは、ギャラクシーの便です。關閘とのあいだは平均5〜15分おきに来ます。
橫琴口岸とのあいだは、さらに短い5〜10分おきです。ただし17:00から22:00は、30分おきに落ちます。
逆に長いのが、ギャラクシーの空港線(平均35分おき)とタイパ港線(15〜40分おき)です。アルティラの3路線は、30〜45分おきしかありません。
よって、待ち時間は数分から45分ほどまで幅があります。乗りかえを1回はさむなら、45分の余裕を見ておくと確実です。
ホテルの外、街なかへも降りられるの?
降りられます。2026年7月17日から、街なかで降ろす無料の路線が14本走っています。
「休」遊巴士2.0という取り組みで、2027年1月3日まで続きます。
停まるのは街の10か所、名所2か所からも出る
観光局の発表では、街なかの停留所が10か所あります。そのうえ大三巴と官也街の近くからは、街なかへ向かう便が出ています。
大三巴は、世界遺産の中心にある教会の跡です。地名でいうと、ほかに皇朝、新口岸、媽閣(マーコッ)、南灣・雅文湖畔、沙梨頭街市、筷子基、三盞燈、祐漢が挙がっています。
ただし間隔は、およそ60分と長めです。しかも走るのは、土日と国慶節・クリスマス・元日の休日だけです。
7月と8月は金曜にも走りましたが、9月からは土日と休日だけです。国慶節の10月7日までは、毎日の臨時便が出ています。
曜日が限られている点が、つまりいちばんの落とし穴です。
「休」遊巴士なら、セナド広場の近くと關閘へも行ける
乗りかえ旅で使えるのが、「休」遊巴士の2つの行き先です。時刻表で「中區(新馬路の近く)」と書かれた停留所と、關閘口岸を指します。
中區は、新馬路の近くにあります。新馬路は内港まで続く大通りで、セナド広場もこの通りに面しています。
コタイから中區へ向かう便は、4つの路線で1日に計6便あります。中區からコタイへ戻る便もあり、最後は20:30発です。
もう一つが祐漢線で、コタイ発はすべて關閘口岸が終点です。1時間おきの6便で、出発するIRが1便ごとに変わります。
- 11:00 スタジオ・シティ発(シティ・オブ・ドリームズ経由)
- 12:00 ウィン・パレス発
- 13:00 MGMコタイ発
- 14:00 ヴェネチアン発
- 15:00 上葡京(グランド・リスボア・パレス)発
- 16:00 ギャラクシー・マカオ発
つまり、中国本土へ歩いて帰る日の足にもなります。乗る前に、その日が運行日かどうかを確かめてください。
平日も走る街なか行きがある
曜日にしばられにくい路線もあります。その1つが、ヴェネチアン・マカオの「街なか」行きです。
8月の通常の時刻表では、月曜から日曜まで毎日11:00から19:00まで走っていました。
10月7日までの国慶節の臨時の時刻表でも、同じ11:00から19:00で、8〜10分おきです。8日からの時刻表はまだ出ておらず、毎日走るかは確かめられていません。
平日に街へ出たいなら、ヴェネチアン発がいちばんの候補です。
もう1つが、スタジオ・シティ発の街なか行きです。9月1日の時刻表では12:00から20:30まで45分おきで、曜日の限定は書かれていません。一方、シティ・オブ・ドリームズ発の街なか行きは9月1日になくなりました。
土日は、ウィンの便が名所に寄る
ウィン・パレスとウィン・マカオを結ぶ便も、土日は街に寄ります(国慶節の10月7日までは毎日)。寄るのは決まった便だけで、両方向を合わせて9便です。
ウィン・パレス発は4便です。14:00発が新橋、15:00発が沙梨頭街市と康公夜市(夜に屋台が並ぶ通り)に停まります。
16:00発は媽閣廟と南灣湖廣場(ナンワン湖のほとりの広場)です。
19:00発は、観音像のある海べりの休憩所と、ZAPE(新口岸のあたりを指す呼び名)に停まります。
ウィン・マカオ発は5便です。
- 13:30発:祐漢
- 15:30発:新橋
- 16:30発:新口岸と、観音像のある海べりの休憩所
- 17:30発:南灣・雅文湖畔と媽閣廟
- 17:30発:沙梨頭街市と康公夜市
媽閣廟へ行くなら、ウィン・パレス16:00発かウィン・マカオ17:30発です。「休」遊巴士の媽閣南灣線も、媽閣に停まります。ウィン・パレスの關閘行きは、12:00発が祐漢に寄ります。
同じ時刻に2本出る便もあるので、乗り場で行き先の表示を確かめてから乗ってください。
時刻表が画像でしか出ていない会社がある
調べるときに困るのが、時刻表の出し方です。サンズ系の4施設とメルコ系の3施設は、時刻表の全体を画像でしか出していません。
よって、ページの中を文字で検索しても、ほとんどの時刻が出てきません。画像を開いて、目で読む必要があります。
画像には有効開始日が書かれています。よって、開いたときはまずその日付を確かめてください。
しかもヴェネチアン・ロンドナー・パリジャンの画像は、10月7日までは国慶節の臨時版に差しかわっています。同じ場所の画像が8日以降に入れかわるので、出かける前に開き直してください。
乗りかえると、いくら得するの?
大人4人が3日間で6回動いたとして計算すると、路線バスとの差は約2,808円でした。
1回の差は小さくても、人数と回数がかかると効いてきます。
大人4人が3日間で6回動いたと仮定しました。同じ移動を、すなわち3つの行き方で比べています。
| 行き方 | 1人1回 | 大人4人が6回 | 気をつけること |
|---|---|---|---|
| 無料シャトル | 0円 | 0円 | 発着はホテルの入口 |
| 路線バス(現金) | MOP6(約117円) | MOP144(約2,808円) | おつりが出ない |
| 路線バス(澳門通) | MOP3(約59円) | MOP72(約1,404円) | 45分以内の乗りかえ割引あり |
| タクシー | 初乗りMOP21(約410円) | 距離で変わる | 空港などから乗るとMOP8追加 |
料金はマカオ交通事務局(DSAT)と政府発表。1パタカ=約19.5円で換算(2026年10月1日時点)
路線バスと比べると
路線バスは、現金なら1回MOP6です。1パタカを約19.5円で換算すると、およそ117円になります。
このレートは2026年10月1日時点のものです。日によって動くので、目安として読んでください。
しかも、ぴったりの硬貨が必要でおつりは出ません。マカオ政府観光局のポルトガル語版にも、そう書かれています。
一方、澳門通(マカオパス)などのカードなら1回MOP3です。すなわち約59円まで下がります。
そのうえカード払いなら、45分以内に乗りかえた2区間目が無料か差額だけになります。
★ 独自の比較・試算|大人4人が3日間で6回動いたときの差
まず、4人で3日間すごし、1日2回ずつ動くと仮定します。移動は合わせて6回です。
次に、現金で路線バスに乗るとMOP6×4人×6回でMOP144になります。すなわち約2,808円です。
一方、澳門通で払えばMOP72、約1,404円まで下がります。最後に、無料シャトルだけで動けば0円です。
料金はマカオ交通事務局(DSAT)。1パタカ=約19.5円(2026年10月1日時点)で計算
タクシーと比べると
タクシーは最初の1,600メートルがMOP21、およそ410円です。そこから220メートルごとに、MOP2ずつ足されます。
空港・タイパのフェリーターミナル・橫琴口岸・港珠澳大橋から乗ると、さらにMOP8が付きます。約156円の上乗せです。
加えて、トランクに入れる荷物も1個につきMOP3かかります。
旅行のお金全体をつかみたい場合は、マカオ旅行にかかるお金の内訳を先に見ておくと計画が立てやすくなります。
空港には、路線バスが8系統入っている
無料バスが合わないときの受け皿も、知っておくと動けます。空港には路線バスが8系統入っています。
具体的には26・36・51A・AP1・MT1・MT4・N2・51Bの8本です。料金は、いずれもMOP6でそろっています。
とりわけN2は、0:00から6:00まで走る夜の路線です。無料バスが終わったあとの受け皿になります。
時間で見ると、無料バスが速いとは限らない
ただし、速さでは負けます。乗りかえがある以上、待ち時間が加わるからです。
例えば港珠澳大橋からウィン・マカオまでは、乗っている時間だけで30分ほどです。待ち時間を入れると、それ以上かかります。
いわば、その待ち時間を0円と交換しています。
急ぐ日はタクシー、そうでない日は無料バス。この使い分けが現実的です。
乗りかえがうまくいかないのは、どんなとき?
失敗の形は、だいたい4つに分かれます。順に並べます。
1. 2本目のバスが、先に終わっている
終わる時刻は、路線ごとにばらばらです。例えば關閘行きは23:30まで走るホテルが多い一方、ヴェネチアンとパリジャンは22:00で終わります。
ところが空港行きは、20:45から22:00ごろで終わります。外港フェリーターミナル行きには、19:50で止まる路線もあります。
よって、乗りかえるなら2本目の終発から逆算してください。1本目に間に合っても、そこで足止めになります。
★ 知らないと損|2本目の終発から逆算する
乗りかえるときに見るべきなのは、実は1本目ではなく2本目の終発です。
例えば關閘行きは、23:30まで走るホテルが多い一方、22:00で終わるところもあります。空港行きは20:45から22:00ごろ、外港フェリーターミナル行きは19:50で終わる路線もあります。
よって、2本目の終発の30分前を1本目に乗る締め切りにしておくと安全です。
各IRの公式サイトと公式時刻表に載っている終発時刻から作成(2026年10月2日確認)
2. 行きはあっても、帰りが無い
官也街行きは、ふだん木曜から日曜だけです。「休」遊巴士も、土日と国慶節・クリスマス・元日の休日しか走りません。
その結果、行きに使えたバスが帰りの時間帯には走っていないことがあります。
例外はアンダーズ・マカオ行きです。こちらは9:00から翌2:00まで動きます。
実は、今回調べたなかで日付をまたぐのはこの1本だけでした。
3. 乗り場が、去年と変わっている
マカオの乗り場は、思ったより動きます。なにしろ、調べた範囲だけでもいくつもの乗り場が動いています。
關閘は5月11日に、廣場の新しい乗降区へ移りました。それまで東側にあった乗り場は、もう使いません。
ウィン・マカオの外港フェリーターミナル行きも動きました。8月31日から12月15日まで、回力(Jai Alai)横へ仮に移っています。
同じ12月15日まで、グランド・リスボアの外港乗り場も回力へ移っています。しかも外港行きは、となりのホテル・リスボアで乗り降りします。
MGMも、外港の停留所を回力の入口付近へ移しました。こちらは期間が書かれていません。つまり港の周りは、いまが動いている時期です。
よって、印刷して持っていく地図は当てになりません。出発の前日に、公式サイトをもう一度開いてください。
★ 最新情報|いま動いている乗り場
まず2026年5月11日、關閘のシャトル乗降場が關閘廣場の新しい乗降区へ移りました。それまでは廣場の東側にありました。
次が外港フェリーターミナルです。ウィン・マカオとグランド・リスボアの乗り場が、12月15日まで回力(ジャイアライ)のそばへ移っています。
MGMも、外港の停留所を回力の入口付近へ移しました。こちらは期間が書かれていません。
そのうえウィン・パレスの乗り場も、東エントランスから南エントランスへ移りました。こちらも日付は書かれていません。
港の周りは、いまが動いている時期です。
マカオ特別行政区政府の発表と、ウィン・グランド・リスボア・MGMの公式サイト(2026年10月2日確認)
4. 荷物が多い日は、向いていない
乗りかえは、スーツケースを持って2回バスに乗るということです。
各社の公式には、車内の荷物置き場についての記載が見当たりません。
そのうえMGMコタイの公式は、乗客の数や道路の状況によって、いつでも乗車制限をかけることがあると書いています。
そのかわり、着いた日と帰る日だけタクシーにする手があります。あいだの2日を無料バスにすれば、荷物の問題は消えます。
まとめ:出発前に決めておく2つのこと
決めることは2つだけです。すなわち、泊まるホテルの系列と、2本目のバスの終発時刻です。
系列が決まれば、半島とコタイをまたぐ道は自動的に決まります。グランド・リスボア、MGM、ウィン、サンズ、ギャラクシーとスターワールドの5組のどれかを通る道です。
終発時刻は、着く日と帰る日の分だけ調べれば足ります。あとは現地で看板を見れば動けます。
もう一つ、荷物の量で日を分けておくと失敗が減ります。スーツケースがある日はタクシー、身軽な日は無料バスという分け方です。
マカオへの入り方そのものから決めたい場合は、マカオへの行き方 完全ガイドから読むと順番がそろいます。
よくある質問
無料シャトルバスは、乗りかえてもお金はかかりませんか?
かかりません。すなわち、何回乗りかえても支払いは0円のままです。
泊まっていないホテルのバスに、乗りかえてもいいのですか?
IRのバスなら乗れると考えられます。公式に宿泊が条件とは書かれていません。ただし、ホテル・リスボアのように宿泊者専用のバスもあります。
乗りかえは何回くらい必要ですか?
この記事の5つのルートは、どれも乗りかえ1回以内で行けます。
最後のバスは何時ごろですか?
路線ごとに違います。關閘行きは23:30まで走るホテルが多い一方、22:00で終わるところもあります。空港行きは20:45から22:00ごろで終わります。
スーツケースを持って乗りかえられますか?
公式に荷物置き場の記載は見当たりません。よって、荷物が多い日はタクシーのほうが確実です。
街なかで降りられる無料バスはありますか?
あります。「休」遊巴士が14路線走り、街の10か所に停まります。大三巴と官也街の近くからも、街なかへ向かう便が出ています。走るのは土日と、国慶節・クリスマス・元日の休日です。
この記事の調べ方
- 各IRの公式サイトを英語版と繁体字版で開き、12軒の始発・終発を確かめました(2026年10月2日)
- 12軒の内訳は、MGM2軒・ギャラクシー・ウィン2軒・グランド・リスボア・サンズ系3軒・メルコ系3軒です。入口の数はこの記事の集計です
- 画像やPDFでしか出ていない時刻表は、開いて行と列を読み取り、有効開始日も控えました
- 円換算は1パタカ=約19.5円(2026年10月1日時点)です
この記事の出典
- ウィン・マカオ(2026-10-02 に確認)
- ウィン・パレス(2026-10-02 に確認)
- MGMコタイ(2026-10-02 に確認)
- ギャラクシー(2026-10-02 に確認)
- グランド・リスボア(2026-10-02 に確認)
- サンズ・マカオ(2026-10-02 に確認)
- ヴェネチアン(2026-10-02 に確認)
- パリジャン(2026-10-02 に確認)
- シティ・オブ・ドリームズ(2026-10-02 に確認)
- スタジオ・シティ(2026-10-02 に確認)
- アルティラ(2026-10-02 に確認)
- ホテル・リスボア(2026-10-02 に確認)
- 観光局の発表(2026-10-02 に確認)
- 「休」遊巴士 時刻表(2026-10-02 に確認)
- 政府 国慶節の増便(2026-10-02 に確認)
- 政府 關閘の乗り場(2026-10-02 に確認)
- 市政署 新馬路(2026-10-02 に確認)
- 交通事務局 タクシー(2026-10-02 に確認)
- 交通事務局 バス(2026-10-02 に確認)
- マカオ国際空港(2026-10-02 に確認)
- 観光局 ポルトガル語版(2026-10-02 に確認)
更新履歴
- 2026-10-03 2026年10月2日の公式情報で、各社の時刻表・外港の乗り場の一時移設・「休」遊巴士の便・円換算を更新しました


