結論:マカオのグルメは、ポルトガルから来た味と広東の味の2本立てです。観光局の料理案内は4つに分かれ、ハラールを除く3つが「マカオ料理とポルトガル料理」「中国の点心と料理」「街の味」です。
この記事でわかること
- 16世紀の半ばに来たポルトガル人の味と、住む人のおよそ9割を占める華人の広東料理が、同じ街で400年以上並んできた
- 2017年10月31日にユネスコの食文化の創造都市に。マカオ料理の技は2021年に中国の国の無形文化遺産にも入った
- マカオ政府観光局の料理案内は4つ。ハラールを除く「マカオ料理とポルトガル料理」「中国の点心と料理」「街の味」が3つの味
- 観光局の一覧に載る店で数えると、ポルトガル料理43件のうち24件がマカオ半島、コタイは6件
★ この記事だけの情報
- 観光局の一覧に載る店を、エリアと料理で数えた結果(ポルトガル料理は半島に24件、コタイに6件)
- アフリカンチキンの呼び方は、観光局の中でも分かれる(料理案内はポルトガル式、美食サイトはマカオ料理)
- マカオ料理の技は、3つの無形文化遺産の一覧に(2017年に清單、2019年に名錄、2021年に国の一覧)
この記事に出てくる言葉
- 土生葡人
- ポルトガル人と、中国や東南アジア、インドの人たちが結婚して生まれた人びとです。
英語ではマカニーズ(Macanese)とよばれます - マカオ料理
- ポルトガルの料理法をもとに、中国や世界の食材を合わせた、土生葡人の料理です。
マカニーズ料理、中国語では土生菜ともいいます。本国のポルトガル料理とは別のものです - 広東料理
- 中国の南にある広東の料理です。マカオの中国料理でいちばんよく見かけます。
中国語では粵菜と書きます - 点心
- 小さなせいろや皿で出てくる、蒸し物や揚げ物です。
- 飲茶
- お茶を飲みながら点心を食べることです。
- バカリャウ
- 塩漬けにしたタラです。ポルトガル料理でよく使います。
中国語では馬介休と書きます - 無形文化遺産
- 建物ではなく、技や祭りのような形のない文化を守るための一覧です。
マカオでは候補の清單と、正式な名錄の2段になっています - 旅遊局
- マカオ政府で観光の案内をしている役所。マカオ政府観光局のことです。
- マカオ半島
- マカオの北側。世界遺産の古い街並みがあるエリアです。
- タイパ
- マカオの真ん中あたりの島。食べ歩きの通り、官也街があります。
中国語では氹仔と書きます - コタイ
- 海を埋め立てて作った新しい土地。大きなホテルが集まっています。
中国語では路氹と書きます - コロアン
- マカオのいちばん南にある、のんびりした漁村のエリアです。
中国語では路環と書きます
なぜマカオには、ポルトガルと中国の料理が並んでいるのか?
16世紀の半ばにポルトガル人がやって来て、そのまま住みついたからです。それから400年以上、中国の人たちと同じ街で暮らしてきました。理由は、2つに分けられます。
マカオ政府観光局(Macao Government Tourism Office/旅遊局)は、観光を受け持つ役所です。その歴史の案内にも、東と西の文化がここでまじり合ってきたとあります。
実は「マカオ」という名前も、その出会いから生まれました。ポルトガル人が地名をたずね、住民が「媽閣(まかく)」と答えた音を聞き取ったのが始まりだそうです。
ポルトガル人は、アフリカとインドを回ってきた
1つめの理由は、航路にあります。ポルトガル人の船は、アフリカの西の海岸を下って喜望峰を回り、インドへ渡りました。
そこからマラッカを通って、ようやくマカオに着いています。文化局(Instituto Cultural/文化局)は、マカオ政府で文化を受け持つ役所です。その文化局は、ポルトガル人がこの航海のあいだに、アフリカやアジアの食の習慣を少しずつ取りこんだと説明しています。
その後、マカオに住みついて、中国の人たちの暮らし方とも合わさりました。こうして生まれたのが、土生葡人(どせいほじん)の料理です。土生葡人とは、ポルトガル人とアジアの人たちが結婚して生まれた人びとのこと。
文化局によると、土生葡人の料理はポルトガル式の料理法が土台です。そこへアフリカやインド、東南アジア、さらに地元の華人の食材と料理法が加わりました。
住む人の9割は華人で、ふだんの言葉は広東語
一方で、マカオに住む人のおよそ9割は華人です。ふだんの会話には、広東語(中国の広州の言葉)が使われています。
だから街の食堂で出てくるのは、まず広東料理です。観光局も、中国料理のうちマカオでいちばんよく見かけるのは広東料理だと書いています。
ポルトガルから来た味と、広東の味。この2本の柱があるので、店を1軒変えるだけで料理の国が変わります。
「美食の街」の看板は、だれが掲げたのか?
マカオ政府が自分から申請し、ユネスコ(国連の教育・科学・文化の機関)が認めたものです。言い出したのは政府です。2017年10月31日、マカオはユネスコ創造都市ネットワークの「食文化」の分野に加わりました。
英語では「Creative City of Gastronomy(創意城市美食之都)」といいます。しかも中国の都市では、成都(せいと)と順徳(じゅんとく)に続いて3番目でした。
申請の準備は、2年前から始まっていた
政府は2015年12月11日、観光局を申請の担当に決めました。その後、2017年6月14日に書類をユネスコへ出しています。およそ2年がかりでした。
申請の名前は「中國澳門」です。社會文化司(しゃかいぶんかし。文化や観光を受け持つ政府の部門)が、とりまとめ役を務めました。すなわち、政府が中心になって取りに行った看板です。
もっとも、マカオ政府の発表では、ユネスコの発表は2017年11月1日の未明とされています。1日ずれて見えるのは、時差のためと考えられます。
マカオ料理は、政府が守る文化にもなっている
ユネスコのマカオ紹介は、マカオ料理を「最初のフュージョン料理」と呼んで取り上げています。ちがう国の料理をまぜた料理、という意味です。
しかも、その料理の技はマカオの無形文化遺産にもなっています。2017年に候補の一覧(清單)へ入り、2019年12月2日に正式な一覧(名錄)へ移りました。さらに2021年6月10日には、中国の国の一覧にも選ばれています。
★ 最新情報|マカオ料理の技は、3つの一覧に入っている
土生葡人の料理の技は、2017年に文化局の候補の一覧(清單)に入りました。2019年12月2日には、社會文化司司長の批示で正式な一覧(名錄)にも選ばれています。このとき名錄に入ったのは12項目です。
さらに2021年6月10日、中国の国の一覧(第五批)にも選ばれました。守る役目を受け持つのは、澳門旅遊學院(今の澳門旅遊大學)です。
つまり守られているのは、店の看板ではなく料理の作り方そのものです。
文化局 澳門文化遺產網『非遺清單』『非遺名錄』。政府入口網站の国家級名録と保護単位の発表。新聞局の澳門旅遊大學の発表(2026-09-23確認)
3つの味は、どう違うのか?
観光局の料理案内は、4つに分かれています。「マカオ料理とポルトガル料理」「中国の点心と料理」「街の味」、それにハラール(イスラム教のきまりに合った食事)の案内です。
ハラールは食事のきまりの案内なので、ここでは残りの3つを「3つの味」として見ます。ここで目を引くのは、マカオ料理とポルトガル料理が1つのページにまとめられていること。つまり公式の案内でも、2つはひと組で扱われています。
ちなみに観光局には、美食サイト(gastronomy.gov.mo)もあります。一方こちらは「マカオ料理」「中国料理」「世界の料理とその他」という別の3つで分けています。上の3つは、料理案内のほうの分け方です。
観光局の料理案内が、どう分かれているかをまとめた表です。
| 分け方 | どんな料理か | 名前が挙がる料理 |
|---|---|---|
| マカオ料理とポルトガル料理 | ポルトガルの料理法と世界の食材 | アフリカンチキン、ミンチ、バカリャウのコロッケ |
| 中国の点心と料理 | いちばん多いのは広東料理 | 蝦餃、燒賣、小籠包 |
| 街の味 | 路地や小さな店の麺・粥・軽食 | ワンタン麺、ポークチョップバン、杏仁餅 |
| ハラール | イスラム教のきまりに合う食事 | 料理ではなく店の案内 |
出典:澳門特別行政區政府旅遊局『美食風情』『土生菜及葡國菜』『中式點心及菜餚』『地道美食』(2026-09-23確認)。料理名は観光局の案内の表記。美食サイト(gastronomy.gov.mo)は別の3分類(土生菜・中國菜・國際美食及其他)
マカオ料理:ポルトガルの料理法に、世界の食材
マカオ料理(Macanese cuisine/土生菜)は、ポルトガル料理と中国料理の特徴をあわせ持つ料理です。観光局によると、食材と調味料はヨーロッパ、南アメリカ、アフリカ、東南アジアから来ています。
カレーやココナッツミルクが出てくるのは、そのためです。例えば観光局は、カニのカレー炒めを「インドの影響を強く受けた料理」として紹介しています。
具体的な料理ごとの中身は、マカオ料理(マカニーズ料理)で頼みたい料理で1品ずつ扱っています。
ポルトガル料理:本国の味を、そのまま
ポルトガル料理(Portuguese cuisine/葡國菜)は、本国の料理そのものです。観光局も、正統のポルトガル料理がマカオで味わえると書いています。
例えばバカリャウ(塩漬けにしたタラ)のコロッケ、馬介休球(まかいきゅうきゅう)。観光局がマカオ料理とポルトガル料理をまとめた同じページで、地元の人も旅行者も必ず頼む前菜として紹介しています。
広東料理:点心と飲茶
広東料理(Cantonese cuisine/粵菜)の入り口は、点心です。点心とは、小さなせいろや皿で出てくる蒸し物や揚げ物のこと。
そして点心をつまみながらお茶を飲むことを、飲茶(やむちゃ)と呼びます。観光局によると、地元の人は朝も昼も夜も点心を食べます。そのうえで旅行中なら、昼の飲茶を提案しています。
はじめてなら、何を頼めばいい?
迷ったら、観光局の料理案内に名前が出ている料理から選ぶのが確かです。3つの味のそれぞれに、手がかりになる料理があります。まずは名前から入る、ということです。
マカオ料理・ポルトガル料理の店で
主菜として観光局が挙げるのは15品。たとえば、次のような料理です。
- アフリカンチキン(African Chicken/非洲雞):焼いた鶏に、とうがらしとハーブのソース
- ミンチ(Minchi/澳門式免治):ひき肉とじゃがいもを炒め、卵をのせる
- カニのカレー炒め(Crab Curry/咖哩炒蟹):丸ごとのカニをカレーとココナッツミルクで
- ダックライス(Roast Duck Rice/焗鴨飯):鴨肉とソーセージをご飯にのせて焼く
★ 知らないと損|同じ役所でも、呼び方が分かれている
アフリカンチキンは、観光局の料理案内では「伝統的なポルトガル式の料理の1つ」です。英語版も「A traditional Portuguese dish」と書いています。
ところが観光局の美食サイト(gastronomy.gov.mo)では、マカオ料理の代表として出てきます。一覧の料理の区分にも、「澳門/葡萄牙」のように2つを合わせた書き方があります。
だからラベルで決めつけず、食べたい料理の名前で探すほうが確かです。線は、ゆるいのです。
澳門特別行政區政府旅遊局『土生菜及葡國菜』(繁体字・英語版)と美食サイト、『餐廳食肆』の一覧(2026-09-23確認)
甘いものなら
甘いものなら、エッグタルト(葡撻)とセラドゥーラ(Serradura/木糠布甸)がいちばん有名だと観光局は書いています。セラドゥーラは、泡立てた生クリームと砕いたビスケットを重ねたデザートです。
エッグタルトは、マカオのエッグタルトの由来と店の記事で扱っています。
飲茶の店で
観光局が「必ず試したい3品」に挙げる点心は、蝦餃(ハーガウ。エビの蒸し餃子)、燒賣(シューマイ)、小籠包です。ただし小籠包は、観光局自身が上海の点心だと書いています。
つまり飲茶の店には、広東以外の点心もまざっています。お茶では普洱茶(プーアル茶)が、広東の人にいちばん好まれるお茶として紹介されています。
街角で
観光局が「街の味」に挙げるのは9品です。ワンタン麺(雲吞麵)や、エビの卵をまぶした和え麺(蝦籽撈麵)、お粥などが並びます。
ポークチョップバン(Pork Chop Bun/豬扒包)は、焼いたパンに焼いた豚肉をはさんだもの。野菜もソースも入れないのが特徴だと説明されています。
アーモンドクッキー(Almond Cookies/杏仁餅)は、マカオで昔から知られた焼き菓子です。もっとも口の中が乾くので、観光局は飲み物と一緒に食べるよう書いています。
どこで食べればいいのか?
観光局が食べ物の通りとして名前を出すのは、マカオ半島とタイパです。一方のコタイは、大きなホテルが集まるエリアです。
マカオ半島:大堂巷の街の味
マカオ半島(世界遺産のある古い街のエリア)には、観光局が「有名な食べ物の通り」として名前を出す道があります。セナド広場(Largo do Senado/議事亭前地)から大堂(カテドラル)へ向かう途中の、大堂巷(だいどうこう)です。
ここで紹介されているのは、カレー味の魚のつみれ(咖喱魚蛋)の店。牛の内臓や麺なども一緒に、辛いたれやカレーのたれにつけて食べます。
同じく、観光局の一覧に載るポルトガル料理の店も、半島の住所が多くなっています。数は、このあとの「観光局の一覧で数えると、ポルトガル料理はどこに多い?」で確かめられます。
タイパ:官也街で、おやつとおみやげ
タイパ(食べ歩きの通りがある島)の中心は、官也街(Rua do Cunha/官也街)です。1983年に、当時のマカオで最初の歩行者専用の通りになりました。
観光局によると、通りにはもともと古くからの食堂が並んでいました。その後、おみやげや甘いものの店が増えていきます。昔ながらの焼き菓子やヌガー(牛軋糖)も、この通りの顔です。
通りの歩き方は、タイパの官也街と龍環葡韻を半日で歩く道順にあります。
コタイ:ホテルの中のレストラン
コタイ(大きなホテルが集まる新しいエリア)の店は、観光局の一覧で数えると327件です。4つのエリアで、いちばん多い数でした。
そのうえ高級店の顔ぶれは、マカオでミシュランガイドに載っている店で確かめられます。
最後にコロアン(南の静かな漁村エリア)。一覧に載る店は15件で、4つのエリアでいちばん少なくなっています。
観光局の一覧で数えると、ポルトガル料理はどこに多い?
観光局の一覧に載る店で数えると、ポルトガル料理の店は43件です。そのうち24件が、マカオ半島の住所でした。
この一覧は、ホテルの中の店が中心
一覧は、観光局のサイトにある「餐廳食肆(レストランと食堂)」です。載っているのは668件で、そのうち518件(78%)は、住所にホテル・カジノ・リゾートを示す語が入っています。
実は、ホテル用の建物の中にある飲食店やバーに営業の許可を出すのは、観光局です(第8/2021號法律)。そのため、この一覧は街の飲食店をすべて載せたものではないと考えられます。
だから数字は「マカオの店の分布」ではなく、「観光局の一覧に載る店」の数として読んでください。
観光局の『餐廳食肆』に載る668件を、住所と料理の区分で数えた表です。マカオの店全体の数ではありません。
| エリア | 一覧の件数 | ポルトガル料理 | 中国料理 |
|---|---|---|---|
| マカオ半島 | 275件 | 24件 | 89件 |
| コタイ | 327件 | 6件 | 76件 |
| タイパ | 51件 | 9件 | 12件 |
| コロアン | 15件 | 4件 | 1件 |
| 合計 | 668件 | 43件 | 178件 |
出典:澳門特別行政區政府旅遊局『餐廳食肆』(2026-09-23取得、編集部集計)。住所の先頭の『中國澳門』『澳門』を外し、路氹で始まればコタイ、氹仔はタイパ、路環はコロアン、ほかはマカオ半島。百老匯(住所は氹仔島南部)はコタイに入れた。フードコートの屋台・軽食の店なども含む全件。ポルトガル料理は区分『葡萄牙』『葡萄牙/國際』『澳門/葡萄牙』、中国料理は『中國』『中國/國際』の合計。一覧の518件は住所にホテルやカジノを示す語が入る。区分『中國』には日本料理店やカフェも含まれる
ポルトガル料理は、半島に集まる
特にポルトガル料理で、エリアの差がはっきり出ました。半島が24件、コタイが6件で、4倍の開きです。
一覧の中ではコタイの店がいちばん多いのに、ポルトガル料理は6件しかありません。昔ながらのポルトガル料理を探すなら半島から、という分け方は、この一覧の上でも筋が通ります。
一覧の区分は、そのまま使っている
ただし、料理の区分は一覧に書かれたものです。「その他」が253件あるうえ、ハンバーガーのチェーン店が「澳門/國際」に入っている例もありました。
★ 独自の比較・試算|ポルトガル料理を探すなら、まず半島
観光局の一覧に載る店で数えると、ポルトガル料理は43件です。半島に24件、タイパに9件、コタイに6件、コロアンに4件でした。
一覧ではコタイの店が327件といちばん多いのに、ポルトガル料理は6件です。コタイに泊まるなら、1回は半島かタイパへ食べに出る予定を入れておくと、選べる店が広がります。
澳門特別行政區政府旅遊局『餐廳食肆』の668件を、住所と料理の区分で数えたもの(2026-09-23時点、編集部集計)
頼むとき、つまずくのはどこ?
つまずきやすいのは、頼む量と、お会計です。どちらも、出かける前に知っておけば防げます。まずは量から。
前菜と主菜が、一緒に出てくる
マカオ料理やポルトガル料理は、前菜・主菜・デザートに分かれています。ところが観光局によると、たいていの店では前菜と主菜が同時に運ばれてきます。
だから一度に頼みすぎると、テーブルが皿でいっぱいになります。はじめは少なめに頼み、足りなければ足すほうが確実です。
カニのカレーは、2〜3人で1皿
カニのカレー炒めは量が多く、観光局は2〜3人で分けることをすすめています。しかも、マカオ料理とポルトガル料理の中では値段が高いほうの料理です。
1人旅なら、ほかの料理を選んだほうが食べきれます。
お会計のきまりは、先に確かめる
食べ終わったあとに気になるのが、お会計です。サービス料や支払いの方法は、マカオのレストランのサービス料と支払いで確かめられます。
また食事代が旅全体でどのくらいになるかは、マカオの物価と3日2泊の費用で見当がつきます。
まとめ:3つの味を、1回ずつ
はじめてなら、3つの味を1回ずつ試すと違いがよく分かります。例えば昼は飲茶、歩きながら街の味、夜はマカオ料理かポルトガル料理の店、という分け方です。もちろん、順番は自由です。これで3回の食事になります。
街の味なら、観光局が名前を出す大堂巷と官也街が手がかりです。ポルトガル料理なら、観光局の一覧では半島の店がいちばん多くなっています。
特にコタイに泊まる人は、1回だけでも半島へ出てみてください。一覧に載るポルトガル料理の店の数が、まるで違います。
料理の名前は、中国語と英語の両方で控えておくと注文で迷いません。
よくある質問
そもそも、マカオの料理はなぜポルトガルと中国が混ざっているのですか?
16世紀の半ばにポルトガル人が住みつき、400年以上華人と同じ街で暮らしてきたからです。
マカオ料理とポルトガル料理は違うのですか?
マカオ料理はポルトガルの料理法に中国や各地の食材を合わせたもの。ポルトガル料理は本国の味です。
マカオの名物料理は何ですか?
観光局は、アフリカンチキンやミンチ、エッグタルト、ポークチョップバンなどを紹介しています。
飲茶はいつ行けばいいですか?
観光局は、旅行中なら昼の飲茶を提案しています。地元の人は朝・昼・夜のどの時間にも点心を食べます。
ユネスコの「美食の街」に選ばれたのはいつですか?
2017年10月31日です。創造都市ネットワークの食文化の分野で、中国の都市では3番目でした。
ポルトガル料理の店は、どのエリアに多いですか?
観光局の一覧に載る店で数えると、ポルトガル料理43件のうち24件がマカオ半島で、コタイは6件です。
この記事の調べ方
- ユネスコの認定は、ユネスコの創造都市のページとマカオ政府の新聞局の発表、観光局の申請経過の説明を突き合わせています
- マカオ料理の成り立ちと無形文化遺産の登録は、文化局の文化遺産サイトと政府の発表を元にしています
- 料理名は観光局の料理案内の繁体字版を基準にし、英語版・ポルトガル語版と照らして表記をそろえています
- 店の件数は、観光局の『餐廳食肆』の668件を2026-09-23に取得して数えています。住所の先頭の『澳門』を外してエリアを分け、百老匯はコタイに入れ、フードコートの屋台なども含めています
- この一覧は、ホテルの中の店が中心です。数字はマカオの店全体ではなく、一覧に載る店の数として示しています
- 値段・サービス料・星の数は、それぞれを担当する記事に任せ、ここでは扱っていません
この記事の出典
- UNESCO: Macao(2026-09-23 に確認)
- 旅遊局 美食之都(2026-09-23 に確認)
- 新聞局 美食之都(2026-09-23 に確認)
- DST Gastronomia(2026-09-23 に確認)
- 旅遊局 歷史簡介(2026-09-23 に確認)
- 文化遺產網 土生葡人美食(2026-09-23 に確認)
- 文化局 龍環葡韻(2026-09-23 に確認)
- 文化局 名錄の発表(2026-09-23 に確認)
- 非遺清單(2026-09-23 に確認)
- 非遺名錄(2026-09-23 に確認)
- 新聞局 澳門旅遊大學(2026-09-23 に確認)
- Macao Gastronomy(2026-09-23 に確認)
- 餐廳准照(第8/2021號法律)(2026-09-23 に確認)
- 國家級名錄の発表(2026-09-23 に確認)
- 保護單位の発表(2026-09-23 に確認)
- 旅遊局 人口(2026-09-23 に確認)
- 旅遊局 美食風情(2026-09-23 に確認)
- 旅遊局 土生菜及葡國菜(2026-09-23 に確認)
- 旅遊局 中式點心(2026-09-23 に確認)
- 旅遊局 地道美食(2026-09-23 に確認)
- 旅遊局 官也街(2026-09-23 に確認)
- 旅遊局 餐廳食肆(2026-09-23 に確認)


